直撃颱風 二十四號の思ひでを綴る、秋。今年の颱風はもの凄かったね【台風一過】
スーパータイフーン「台風24号 チャーミー」の思い出について、少し記しておこう。
「何だコレはっ…」まずビビったのは、この何ともな台風の眼である。ISSから撮影されたモノなのだが巨大で、邪悪で、鳴門の渦潮の超巨大版の様な映像にビックリした。
ゴゴゴッゴゴゴゴゴゥゥゥ~という凄まじい唸りまで聴こえてきそうな映像ではないですかっ!
天気予報によれば「九月二十六日時点の台風24号の中心気圧は935hPa、最大風速は50メートルの「大型」で「非常に強い(上から2番目に強い)」勢力です。米軍合同台風警報センターによると「進行速度は時速5.5キロで、これは人が歩く速さとほぼ同じです」と云う。
また針路予想が「四国から紀伊半島を直撃する」というのだ。前回の台風23号の傷も癒えないうちにまたもか…追い討ちをかけるようにやって来ると云うのだ。我が家は丘の上に建つマンション十階に住んでいる。遮蔽物が一切なく、晴れた日にはすこぶるイイ眺めなのだが、南からの風雨にはモロに喰らうこととなる。
そのひとつ前の「台風23号 バリジャット」襲来では、こんな有様だった。
ベランダから海を眺めると…うひゃぁぁな展開。
そうなんです。台風23号襲来当日には海は兇悪な様相を示していた。「これ…なんかやばいぞっ!」その嫌な予想は果たして当たったのだった!
台風一過、その爪痕をガッツリ残し去っていった。
何と我が家では…部屋の中まで浸水し、ベランダはこの有様だった。燐家との間を仕切るパティションが射抜かれ、ぶっ飛んでしまったのだ。
まるで凶悪なケダモノが走り抜けたかのように。
左も…
右も…
ぶっ跳んだぁぁ~!
思わず呟く…「いやぁ、風通しいいねぇ~」お隣さんが丸見えだ。
台風襲来前日、それでどうしたかと云えば…
この前回23号の体験、教訓を踏まえて、厳重に対策を図った。
先ずは食料品(インスタント麺とパン、芋類)の買い出しを済ませ、風呂場と水ボトルに約200ℓを確保した。ベランダの植物や諸々は、すべて室内に入れ、ベランダ窓際にはうず高く新聞紙を敷き詰めた。ベランダサッシにも、外からガムテープで目張りまでした。「コレでそなえは、盤石っ!」とりあえず完了した。
少し疲れてベランダから海を眺めたら…荒れた…あれ?
あれれ、いい波が、たってるっ!サーフィンやってるよ?!
サーファーにとって台風は正義、Welcomeなコトだったのだ。
南からの熱風とウエーブ、海岸はまるで真夏に逆戻りしたかのようだった。
結果的には24号チャーミーさんは紀伊半島に上陸した。でも前回23号程ではなかった。これはワタシが住む地域が、台風進路方向の左側にあったからだと思われる。
しかし今年は台風の当たり年なので、まだまだでかいヤツが来るのカモ知れませんね。
追記/気象庁によると10月22日午前3時、マーシャル諸島近辺で「台風26号 イートゥー」が発生した。そして日本列島に近ずきつつある。そのコースはまだ判らない。
(1200文字、Thank you for reading.)